最近動画投稿や動画広告が増えていますよね。
誰でも気軽に投稿できる一般ユーザー投稿も然り、WEBでの動画広告の拡大も然り、今や動画を活用した事例が多く出ています。
そこで今回は、近年急激に利用が拡大している動画の市場動向や5G登場による変化を見ていく共に、動画投稿のメリットなどを中心に解説していきます。
・動画市場動向を知りたい
・Youtubeに動画を投稿して稼ぎたい
・本当に始めるべきか検討したい
・動画って結局なんなのかわからない
近年すごい勢いで拡大している動画市場は、YoutubeやTiktokなどの動画サービスを筆頭にさらに拡大する事が予想されます。
一般ユーザーの動画投稿だけではなく、企業側も動画を活用したプロモーションをより一層拡大していく時代になっています。
そんな動画市場がさらに拡大していくと予想される5G時代に突入時代に、動画市場動向をしっかり捉えておけば、動画投稿を検討している人はスタートダッシュが切れる事間違いありません。
現役のWEBマーケターで動画広告の運用経験がある私が、動画市場を丁寧に解説しています。
ページコンテンツ
動画市場動向
動画をおすすめする前に、動画の市場動向をざっくりと知っておく事が大事です。
ちなみに私は、ビーチリゾート特化ブログのBeach Gadgetで少し動画を投稿しているのですが、まだ本格的な参入はしていません。
じゃあなんで動画をおすすめするの?って思う方もいると思います。
実は私、プライベートでは動画投稿を頻繁にしていないのですが、本業のWEBマーケティング職で動画広告の運用をしております。
なので、WEBマーケターの視点で動画市場を常に見ており、動画はこれからもっと伸びる!と考えているからこそ、解説とおすすめをしようと思い記事にしました。
※WEBマーケターの信ぴょう性がある。
・2020年春 5G時代に突入
・一般ユーザーの使用率がさらに加速
・企業の動画プロモーションが拡大する
・インフルエンサーからものを買う時代に
では詳しく解説していきます!
2020年春 5G時代に突入
今後の動画市場を語る上で知っておくべき事の一つとして、2020年3月に導入された5Gがあります。
5Gとは、第5世代移動通信システムの事を指し、「超高速化」「超多数同時接続」「超低遅延」を実現する次世代サービスです。
これが導入されるまでは4Gです。
あなたのスマホに表示されているのが4Gとなっていれば、一世代前の通信形式です。
つまり、動画を見る際に感じるストレスがなくなり、誰でも快適に動画を視聴する事ができる様になるという事です。
今でも十分でしょと言っているあなた、今よりさらに快適になる事間違いないですよ!
通信速度が速くなるという事は、それだけ今よりも動画を早く見る事ができるし、気になる動画をサクッと快適に見る事でできるので、これはとても魅力的な事です。
一般ユーザーの使用動向
今でも動画利用されている方は多いと思いますが、近年の動画利用状況も大きく変化しています。
ニールセン デジタルが発表した「Digital Trends 2019上半期」以下の様に記載されています。
☞スマホでの動画視聴は5年間で4倍に/50~60代のスマホ利用率も急上昇【ニールセン デジタル調査】
スマートフォンからの動画サービスの利用状況を見ると、動画視聴の月間平均利用時間は2019年6月時点で7時間13分と、5年間で約4倍に成長した。
スマホでの動画視聴は5年間で4倍に/50~60代のスマホ利用率も急上昇【ニールセン デジタル調査】
上記資料の様に、スマートフォンを利用して動画サービスを利用している人が年々増えています。
若い世代の方は今でも感じている事かもしれませんが、意外にも動画は見ないけどテレビを見るという人もいるぐらいです。
それが今後はもっとスマートフォンの動画にシフトしていく事が予想されます。
また、興味深い点は、40代や50代の層にも受け入れられているという事です。
これが何を指しているかというと、今まで動画でリーチできなかった高齢層の方にもリーチする事ができる様になり、動画視聴を起点にファン化や商品購入などのアクション率が上がるという事になります。
つまり、今はユーザー層が若年層に寄っているケースがある場合、これが今後高齢者も増えてくるかもしれないので、そのユーザーに合わせた新しいアプローチができる様になります。
動画広告を運用している私からすると、実数値で見ても40代以降の伸び率がかなり高いです。WEB広告経由での登録も多く、登録したユーザーがしっかりサービスを使っているのがわかります。
企業の動画プロモーション
では、企業側のWEBマーケターは動画市場をどう見ているのか。
結論、企業側も動画広告によるプロモーション費用を多く投下しており、年々その広告出稿額が増加しています。
私も企業側のマーケターとして動画広告の運用をしていますが、競合他社の出稿含め、大幅に利用が拡大しています。
動画広告とは、Youtubeの動画の合間に掲載されるTrue View広告や、Facebookの投稿欄やInstagramのストーリーズ面などに掲載される広告で、動きがある広告を指します。
動きがないものが静止画広告(バナー広告)と言われており、アドセンスなどで表示される広告はこの静止画広告が多いです。
大手広告代理店のサイバーエージェントが、動画広告市場調査のレポートを公開しているのでこちらを引用しました。
☞2019年の動画広告市場は昨対比141%の2,592億円に/モバイルが約9割を占める【CA調査】
この調査では、下記の様に記載されています。
2019年の動画広告市場規模は、昨年対比141%となる2,592億円に達する見通し。また、モバイル動画広告需要は昨年対比147%の2,296億円にのぼり、動画広告需要全体の89%を占める見込みだ。
2019年の動画広告市場は昨対比141%の2,592億円に/モバイルが約9割を占める【CA調査】
今後もスマートフォン動画広告が動画広告需要全体の成長をけん引し、2023年には5,065億円に達すると予想される。
つまり、企業側も動画広告によるプロモーション費を拡大させており、動画広告でいかに伸ばしていけるかという事を重要事項として置いています。
少し前までは静止画広告が主流だったのですが、これからは動画広告が伸びてきます。
つまり、それだけ動画広告への期待値が大きいという事ですね。
これが何を記しているかと言うと、今まで何も気にしていなかった静止画広告が急に動きがあるものに変わり、ついついそれを見る事で結果商品購入や登録をする機会が増えます。
私も動画広告を運用しているのでわかるのですが、静止画広告よりも動画広告の方が広告クリック後のアクション率(コンバージョン)が高いです。
ここに広告宣言費をかけない理由はないですからね。
動画広告は静止画広告と比較しても費用対効果が合いやすくなっている!
インフルエンサー活用
動画×インフルエンサーを組み合わせた新たなマーケティング手法も、今や当たり前となってきました。
それが今後もっと増えていく事が予想されます。
例えば、以下の場合だとあなたはどちらから海外旅行を予約しますか?
①旅行代理店の公式アカウントからの宣伝
②自分の好きな芸能人からの宣伝
企業の公式アカウントからの宣伝だとなんかなーって思いますが、自分の好きな芸能人が海外旅行の動画を公開していてそれが宣伝風に見えても「行ってみたい!」ってなりませんか?
つまり、企業側もインフルエンサーとタイアップして動画で宣伝する手法をより一層活用してくる事が予想され、こちらにおいても動画活用が加速する事が予想されます。
実は私も旅行インフルエンサーを目指しておりまして、企業様からの仕事依頼待ちであります(笑)
インフルエンサーの需要が高いのは、企業側が積極的にインフルエンサーを使ってサービスや商品を宣伝したい為。
動画投稿の3つのメリット
では、この動画利用がもっと加速するこの時代において、動画投稿をするメリットは何か。
それをお伝えしていきます。
私もそうですが、今後ブロガーの方もご自身のブログ内で動画投稿をしたり、Youtubeに動画を投稿してユーザーをファン化させる事が大事であると思っています。
・より視覚的にアプローチできる
・動画で理解、認知を促進できる
・どこでも気軽に投稿できる
視覚的にアプローチできる
静止画やテキストでつらつら説明されるよりも、動画で説明された方がわかりやすいと感じる事はありませんか?
Youtubeで面白い動画を見る時って、視覚的に見た時にそれが見やすくてわかりやすいと感じるから内容が理解できるのであって、それでつい最後まで見てしまうという事がありますよね。
動画で何かを伝えたい事がある場合、ユーザーからするとそれが映像化されるだけでより一層理解する事でできるというわけです。
これが私のBeach Gadgetで実際に投稿した動画の内容です。
☞カハラホテルを動画で紹介してみた
こうやって冒頭に動画を差し込んでいく事でユーザーの興味関心をひきつけ、ブログを最後まで読んでもらう。
こんな使い方もできるのが動画の良いところです。
ブログのリード文で記事の内容をざっくり動画で伝えてあげれば、離脱率が減って回遊率も上がります。
ブログのリード文に動画が使われる事が増えるかも?
特に私の場合は、ビーチリゾートの情報を写真と動画をうまく組み合わせて伝えていく事で、読んでもらう方がより一層ビーチリゾートを好きになってもらえる様な働きかけをしています。
ビーチリゾートは360度動画がやっぱり一番理解しやすいはず(笑)
理解・認知がしやすい
動画はテキストや写真だけのコンテンツと比較して、商品理解度が約74%、購入率が約64%も高まるというデータがあります。
これは、テキストと写真のみの訴求よりも、動画による訴求の方が、情報量が5000倍近く違うと言われている事が理由です。
例えば、1分間の動画流した際に、その動画で伝えられる情報量は180万語、WEBページ数だと3600ページ分になります。
①ハワイ特集で3600ページあるサイト
②ハワイ特集を動画1分で凝縮したサイト
ほとんどの方が動画を見て理解すると思います。
この1分間でしっかり内容を伝える事ができれば、その先のユーザーの理解度も増すことは間違いありません。
より理解、認知が上がればファン化することも間違いない為、継続的に利用してもらえる機会が増えるというわけですね。
動画で認知力を上げるブランディングも必要になってくる。
気軽に投稿できる
動画投稿は、実は気軽に簡単に投稿できるんです。
これはTwitterやFacebookなどで投稿している動画と同じ感覚で、撮った動画をどこでも気軽に投稿する環境が今の時代にあるからです。
これが動画の魅力でもあり、面白い特徴の一つです。
例えば、Youtubeなどに動画を投稿する場合は、レギュレーションやルールなどが厳しいので参入障壁が高くて少し戸惑うかもしれませんが、Twitterへの投稿やブログ内の投稿に関してはそこまで障壁は大きくないです。
ちなみに、私が以前Beach Gadgetに投稿したこの記事内にある動画も、編集時間1時間程度で手軽にできました。
☞ムリアリゾートのプライベートビーチ特集
一回Youtubeにあげてからそのリンクを貼っていますが、今度もう少し丁寧な解説をした記事を書きますので少し待っててくださいね。
動画編集、投稿自体はそんなに時間をかけずにできる方法がある。
気軽に投稿できるという事は、ユーザー側も気軽に動画視聴ができるという事です。
この関係性がより一層ユーザーのファン化を加速させ、あなたのサイトに再び訪れてくれる確率も上がります。
こういった関係性ってとても大事ですよね。
動画市場動向まとめ
如何でしたか?
動画投稿に関して市場動向を踏まえて解説してみました。
動画市場はこれからますます活性化していくので、動画投稿ができるスキルは必要かなと思っています。
その上で、事前に動画市場を理解しておくと、もっと早く参入しておけばよかったとか、これから頑張ってみようってなると思います。
私もまだ一般動画投稿に詳しくないので細かい説明ができず申し訳ないですが、もう少しできる様になったら、その内容も記事化する予定ですのでお楽しみに。
ではまた!
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