・未経験でもWEBマーケ業界に入れる?
・WEBマーケ業界に入る為に必要なスキルは?
・どういうルートで入るのがおすすめ
といった疑問を解消します。
結論、マーケティング業界未経験の人でもWEBマーケティング業界に転職できます。
今や未経験からWEBマーケティング業界に転職する人が増えています。
そこで今回は、実際にネットワークエンジニアからWEBマーケターに転職した私が、未経験でWEBマーケターになるポイントやWEBマーケターに必要なスキルなどをお伝えします。
・未経験でWEBマーケターになりたい
・必要なスキルを知りたい
・知っておきたいポイントを把握したい
ポイントさえ知っておけば、憧れのWEBマーケティング業界に転職する事が可能です。
私は実際に未経験からの転職に成功しており、WEBマーケティング業界で約6年働いています。
私は新卒でネットワークエンジニアをし、その後WEBマーケティング業界に転職しています。実際に苦労したポイント、転職する際のコツを知っています。
ページコンテンツ
WEBマーケターの仕事
WEBマーケティングとは、簡単に言うとWEBを活用してマーケティングを行う仕事で、この業界で働いている人をWEBマーケターと言います。
WEBサイトや広告運用などのWEBというツールを活用して、ユーザー数やPV数などを増加させ、WEBからの売上増による利益を最大化する仕事です。
では、具体的な仕事で何があるのかを見ていきましょう。
・WEB広告運用
・WEBサイトコンテンツ制作
・WEBサイトのSEO対策
・SNSのブランディング
WEB広告運用
私はこの仕事をしています!
WEB広告運用とは、広告宣伝費をWEB広告に投下し、費用対効果を見て利益最大化を目指しながら運用する仕事です。
広告を掲載する事でコンバージョン数(会員登録や成約など)を増加させ、1コンバージョン辺りの売上を最大化させる業務が主な仕事です。
広告運用という仕事は、広告出稿できる媒体に対して最も利益効率がいい媒体に広告宣伝費を投資したり、テキストやバナー広告、LPテストなどを通してCPA(1コンバージョン辺りのコスト)を安価にしていく業務がメインです。
下記の様な広告運用媒体の知見や運用スキルが身につきます。
Google検索広告
Yahoo!検索広告
Googleディスプレイ広告
Yahoo!ディスプレイ広告
Facebook広告
LINE広告
Twitter広告
など
ブロガーの方ならイメージが付くかもしれませんが、Googleアドセンス広告を出す側(Googleディスプレイ広告を出す側)だと思ってください。
後述しますが、広告運用は未経験からでも始めやすく、特殊なスキルが無くてもできる仕事です。
私の本業はWEB広告運用の仕事をしていますが、具体的な仕事内容については以下の記事でまとめています。
WEBサイトコンテンツ制作
WEBサイトのデザインを修正して見やすくしたり、コンテンツを増やしたりする事で売上最大化を図る仕事です。
デザインやコーディングといった作業が発生する為、専門スキルが必要でややハードルが高いです。
WEBデザイナーという職種がこれに近いですが、サイト制作全般のディレクションを担当する人も該当します。
WEBサイトのSEO対策
検索エンジンにて上位表示を目指していくSEOがメインの仕事です。
WEB広告とは違いお金がかからない分費用対効果がすぐに表れず、丁寧に我慢強く改善させていく必要があります。
ブロガーがやっているSEO対策とは違い、細かいデータ分析から指標改善していくスキルが求められます。
企業側の視点でいうと、検索されるであろう狙いたいクエリに対して常に1位を取りにいくという強い気持ちで業務に取り組む必要があります。
SNSのブランディング
TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSを通してブランディングをしていき、企業価値を高めていく仕事です。
SNSは、今やユーザーと企業の接点として大事なポイントです。
SNSからのファン化や口コミなどを通して得られた情報から自社の製品開発やサービス改善に活かしていくスキルが求められます。
WEBマーケターに必要なスキル
未経験からWEBマーケターに転職する際に必要なスキルは以下の通りです。
・数値分析、管理能力
・人並み以上のPCスキル
・効率よく仕事をする意識
数値分析、管理能力
WEBマーケティングで必須のスキルが、数値を読み解くスキルと管理するスキルです。
成果を出していきながら事業を拡大させるという結果の可視化が数値しかないからです。
どの指標を伸ばしていけば最も利益が出るのか、どこが下がっているから目標未達なのかといった数値分析をする力が求められます。
数値を見るのが苦手な人は、最初苦労しますが慣れるので問題ありません。
私は最初数値管理が苦手でしたが3ヶ月ぐらいで慣れたので、苦手な人でも大丈夫です。
人並み以上のPCスキル
PCの作業スピードが早く、EXCELやパワポなどツールも人並み以上に使えるスキルが必要です。
数値を可視化する為にはまずPC作業に慣れている必要があり、そしてEXCELなどを駆使して効率良く資料を作成するスキルが求められます。
タイピングが早い
ブラインドタッチができる
ショートカットキーが使える
必要最低限の数式がわかる
EXCELショートカットキーが使える
グラフ作成やピボットテーブルが使える
全体的な資料作成スキルがある
見やすいプレゼン資料が作れる
要点を簡潔にまとめた綺麗な資料が作れる
未経験でPCを使う機会がない人は、パソコン教室などに通うことをおすすめします。
効率よく仕事をする意識
仕事を常に効率よく早くできるスキルや意識が重要になります。
なぜなら、WEBマーケターの仕事は膨大で、複数の事を同時並行して作業する必要があるからです。
業務効率を改善させない限りは仕事をサクサクこなす事ができない為、残業がかさみ疲労感もたまります。
毎日の仕事を適当にしている人には絶対向きません。
業務中は常に頭をフル回転させて取り組む必要がある!
WEBマーケターへの転職ルート
未経験からWEBマーケターになる転職ルートでおすすめなのが、WEB広告代理店経由の転職です。
厳密には、WEB広告代理店で数年業務して経験を積み、事業主側に転職する方法です。
条件は結構きつめですが、ほぼ間違いなく転職可能です。
WEB広告代理店とは?
WEB広告代理店とは、企業(事業主側)から広告宣伝費をもらい、限られた予算内で企業の利益最大化を目指して広告出稿を運用代行する会社です。
広告代理店として有名なのは、電通やサイバーエージェント、トランスコスモスなどです。
事業主が広告出稿するケースは、以下の2点の方法があります。
どちらもWEB広告運用の仕事です。
①インハウス運用で出稿:事業主側
自社で広告運用ができる人を雇って広告出稿する
②広告代理店経由で出稿:運用代行側
広告運用を専門とする広告代理店に広告出稿してもらう
社内に広告運用するリソースがない場合に、アウトソーシングの一つとして広告代理店に任せる場合があります。
自社で運用するタイプの場合は広告運用業務の経験が必要ですが、広告代理店の場合は未経験でも雇ってもらえます。
WEB広告代理店経由のメリットは以下の通りです。
・未経験でも雇ってくれる
・専門スキルがなくても問題ない
・教育がしっかりしているから安心
WEB広告代理店は未経験から入る人が多く、第二新卒で未経験であっても入りやすいです。
私はこの方法で新卒2年半の時に転職しています。
※新卒で入社したのがネットワークエンジニアでしたので、未経験からの転職です。
注意したいポイント
広告代理店は未経験でも入りやすいメリットがある一方、デメリットが存在します。
・残業がかなり多い
・給与が少ない
・泥臭く仕事する必要がある
・事業主から理不尽に怒られる
今は残業時間の規制があるケースが多いですが、月の残業時間は平気で50時間を超えます。
つまり、毎日23時帰りというのがざらにあります。
ホワイト企業とはほど遠い。。
また、広告代理店はWEBマーケティング業界の中では給与水準が低く、残業をしないと稼げない場合がほとんどです。
仕事が楽しくてお金を稼ぎたい人はいいですが、残業が多いと厳しい人には向きません。
ちなみに私は月の残業時間が90時間を超え、毎日始発入りの終電帰り、土日も出社という地獄の月がありました。
理想の転職ルート
デメリットはあるものの、WEBマーケターとしてのスキルは身に付くので、少し頑張れば事業主側に転職できます。
事業主側というのは、前述した自社で広告運用する側という意味です。
広告代理店に入る
↓
3年ぐらい頑張る
↓
事業主側の広告運用部署に転職
ちなみに私はこのルートで現在ホワイトな会社でWEBマーケターの仕事をしています。
広告代理店時代から残業が減り給与も上がったので、このルートは鉄板でおすすめです。
広告運用スキルの市場価値
広告代理店で得る事ができるのは、どこの会社でも通用する広告運用のスキルです。
また、広告運用に必要なスキルは、SEOやWEBサイト改善、CRMなどにも生きてきます。
つまり、広告運用以外のWEBマーケティングスキルを身につける事ができる機会を得られるということを意味します。
事業主側が広告代理店出身者をWEBマーケターとして採用するメリットは以下の通りです。
・広告運用のプロを雇える
・年収が低いから採用コストが抑えられる
・忍耐力があり我慢強い
・WEBマーケスキルがあるという好印象を持たれる
広告代理店で得る事ができるスキルは、市場価値が大きいです。
WEB広告は年々広告宣伝費が増加し続けており、衰退する事がないと言われているからです。
企業側としては、この先もWEB広告を使って事業をグロースさせていきたいという傾向が強いため、その専門スキルを持っているWEBマーケターは重宝されるケースが多いのも事実です。
未経験WEBマーケターまとめ
如何でしたか?
未経験からWEBマーケターに転職する方法をお伝えしました。
WEBマーケティング業界は華やかな業界に見えがちですが、裏側ではとてつもなく頭を使い泥臭く頑張っていく必要がある業界です。
この忍耐力を身に着けるためにもWEB広告代理店への転職が最も効果的で簡単なため、未経験でWEBマーケティング業界に入りたい方はこの方法で転職活動してみましょう。
ちなみに広告代理店は例の電通事件があり、月の残業に厳しく月に40時間もさせない会社がほとんどなので、昔みたいに過度に仕事をする事もなさそうです。
参考になりましたでしょうか?
その他疑問などあれば、私のTwitterアカウントからご連絡頂ければ回答しますので、ご連絡いただけますと嬉しいです。
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