・ブログのテーマ変更をしたい
・テーマ変更のメリットを知りたい
・テーマ変更のデメリットを知りたい
・何が一番大変か気になる
・無料テーマから有料テーマに替えたい
・CocoonからJINに変更したい
と言った疑問や不安を解決します。
結論、ブログで記事を複数書いている途中にワードプレスでテーマ変更をするのは、メリットもある反面デメリットの方が強いです。
立ち上げ当初から有料テーマを設定するとか、新ブログを作成して有料テーマに変更するというのであれば問題ないのですが、だいたい30記事以上書いた後のテーマ変更は結構きついです。
そこで今回は、40記事以上あるサイトを二つ運営しており合計で80記事以上書いた私が、CocoonからJINにテーマ変更した際に感じたメリット、デメリットと、JINに変更した感想をお伝えしたいと思います。
ブログ初心者の方は使用しているテーマ問わず、テーマ変更をする際のメリット、デメリットがわかりますので、是非参考にしてみてくださいね。
私は80記事以上書いた二つのサイトのテーマをCocoonからJINに変更した経験があります。リライト地獄と装飾変更でかなり時間が取られ、テーマ変更から2週間程度は新記事作成ができませんでした。
今もリライトできていない記事が複数あります。
ブログテーマ変更の注意点
まず初めに、ブログテーマを変更する際の注意点を簡単に説明していきます。
ブログを始める当初はもちろん優秀な無料テーマを使うのもいいですし、世の中にはブログ収益化に特化した有料テーマも存在します。
私の様にブログを立ち上げた当初は、とりあえずCocoonなどの無料テーマで設定しようと考える人も多いのではないでしょうか?
いきなり有料テーマを買うのは勇気がいるよね!
でも、しばらく無料で使っているとある時ほかの人のブログが目に入って、有料テーマに変更したくなることがあるんですよね。
私も実際ブログを立ち上げた当初はCocoonでスタートし、少し軌道に乗り始めたらJINに切り替えればいいやっていう容易な気持ちがありました。
ブログで本気で稼ぎたいなら間違いなく有料テーマの方がいいです。
後々テーマ変更をするのでもいいですが、これから説明するデメリットが多いのと、変更に関する労力がかかるためおすすめしません。
では、具体的にテーマ変更の際に注意したい点を上げていきます。
テーマ変更時は目的意識を持つ事
よくありがちなのが、何も考えずにとりあえず有料テーマに変更しようという軽い気持ち持つケースです。
以下で説明するメリットとデメリットを把握した上でテーマ変更をする事をおすすめします。
軽い気持ちで2サイト計80記事を変更した時、本当にきつかったです。。
ただ、テーマを変更したいという気持ちが強いのは、もっと稼ぎたいという気持ちが強いという事だと思うので、気になるテーマがあったら変更してみるとブログがもっと楽しくなりますよ!
テーマ変更後の工数は削減できるか
テーマ変更によりデザインに時間をかけなくて済むとか、テーマ側でSEO対策がしっかりされているテーマにすると、後々ブログ運営の工数が削減できます。
私の場合は、最初から使用していたCocoonでできるデザイン性の限界を感じ、もっと綺麗に装飾したいと思ったことがきっかけでJINに変更しました。
知り合いのブロガーさんが綺麗なブログを作っていて、それを見た事がきっかけで私も綺麗なブログを作りたいと思ったのがきっかけでした!
サイトを刷新して綺麗に見せることができれば、より一層色々人に見てもらえる機会が増えます。
そのデザインに時間や工数を使わなくて済む分、ブログを書く時間に集中できます。
テーマ変更の理由は人それぞれだと思いますし、テーマ変更をする事でブログで何を実現したいかを明確にイメージして運営すると、相対的なブログ運営工数が削減できます。
・サイトデザインをしっかりやる
・SEOに強いテーマでガチる
・有料テーマを使って自分を鼓舞する
・綺麗なデザインに時間をかけない
・プラグインがなくても運営できる
本業しながら育児も家事もこなす私が実践しているブログ運営時間の捻出方法はコチラ!
>>本業しながらブログを書く時間の捻出方法を伝授!具体的な時間管理術を教えちゃいます
テーマ変更の大変さを把握する
テーマ変更をする大変さは実際に体験しないと分かりませんが、結論としてかなり大変なのでどこが大変かを事前に把握しておくといいです。
一番大変なのが、記事数が多ければ多いほどリライト作業が膨大に増える点にあります。
これは、テーマ変更をする事で変更前で使っていた装飾が変更後でうまく反映されず崩れて表示されるというデメリットがあるためです。
1記事の装飾を直すのに30分、それを80記事、、うぅ
記事数の目安としては、10記事程度であればすぐ終わりますが、20記事目以降からかなり大変になってきます。
・一からカスタマイズし直す必要がある
・プラグインの再設定をする必要がある
・前のテーマの装飾が崩れることがある
・記事数が多いほど修正する時間がかかる
・タグ周りを修正する必要がある
私が一番きついなと感じた事は、Cocoonで使用していた吹き出しやボックスがJINでは全て弾かれてしまい変な挙動をした時でした。
サイト変更した後に気がついたのですが、Cocoonでは使用できるけどJINでは使用できないものが存在し、これを1記事ずつ修正するのがかなり大変でした。
※この詳細は以下のデメリットで記載しています。
10記事程度であれば一日集中して作業すればすぐできるのですが、記事数が増えてくると本当に地獄です。
後戻りしない強い意識が大事
これもよくありがちで、テーマ変更によるデメリットをもろに受けてしまい途中で投げ出したくなっても、絶対に後戻りしないという強い意思が大事です。
有料テーマをせっかく購入してサイトを自分の思う通りに設計したいのに、リライトがきつすぎてつい投げ出したくなることがあります。
頑張って書いてきた記事が装飾総崩れするのを見るとかなり焦ります。。
私も装飾が崩れるのを見てあと80記事もやるのかって思った時は流石に心が折れて止めようと思いました。
後戻りはできるのですが、それだと有料テーマを買った意味がないし、せっかくより良いサイトにしようと努力しているのに、それを投げ出してしまっては元も子もないです。
有料テーマに変更しても最後までリライトする強い意識がないと妥協してしまうので、変更するならそれなりの覚悟を持って変更しましょう。
テーマ変更で何を実現したいのかを明確にした上で変更をする意識を持つと、その後のブログ収益を伸ばすことができる様になります。
CocoonからJINへの移行 デメリット
では、私が実際に体験した経験談も踏まえて、CocoonからJINにブログテーマ変更する際のデメリットをお伝えしていきます。
2サイト合計80記事をCocoonからJINに変更してリライトした私の感じた事や体験談を交えて書きますが、次項でメリットも記載しています。
CocoonからJINへ移行のデメリット
・現エディターが使い辛い
・吹き出しが崩れる
・ボックスが表示されない
・ブログカードが崩れる
・アナリティクス重複カウントがある
・タイトルやディスクリプションが消える
・PV数が微減した
現エディターが使い辛い
JINは現エディターではなくクラシックエディターに対応した装飾やセッティングが豊富なので、現エディターを使っている人はかなり苦労します。
私もクラシックエディターに慣れようと努力しましたが、やはり使い辛い状況であったため、途中でマスターするのを諦めました。
今は試行錯誤して色々試しながら装飾をいじっているので問題ないですが、現エディターでは限界がある点は不満でしかありません。
2020年以降でブログを始めた人で無料テーマを使っている人は、基本現エディターを使っている人が多いのではないでしょうか?
Cocoonなどは現エディターに対応しているので使い慣れている人もいると思いますが、JINに切り替えると苦労する点に注意しましょう。
JINで現エディターを使っている私が、現エディター対応の装飾一覧をまとめた記事はこちら!
>>【一発でわかる】JINの新エディターで使える装飾一覧まとめ【誰でも簡単】
吹き出しが崩れる
Cocoonで使用していた吹き出しが使えず、私のアイコンが盛大に主張してくるという事象に見舞われました。
実際に吹き出しがおかしくなった時の画像イメージはこんな感じです。
吹き出しを直すとこうなります。
#ビーチリゾートのブログ書け
前と後では全然違いますよね。
この人やけに主張してくる的な(笑)
ほとんどの記事に自身のアイコン付きの吹き出しが存在するので、これを一つずつ手動で変更するのは気が滅入るほど大変でした。
これもJIN特有ですが、吹き出しを保存して使い回す際はクラシックエディターとプラグインを使用しないとできません。
私は吹き出し→画像設定→名前を決定→文章を打つという作業をしているので、結構ストレスだったりします。
ボックスが表示されない
Cocoonで使用していたボックスがJINでは使用できない為、ボックス内の文言が文字だけの表示になっていました。
ボックスというのは、こういうものです。
この様な枠の中に文字が打ち込めるものがボックスです。
タイトル付き見出しや枠のみ見出しなど、ほぼ全てのボックスが表示されないという事象に見舞われたため、テーマ変更した時に絶望したのを今でも覚えています。
ボックスが崩れて表示されないとただの文章になるので、めちゃくちゃ見辛いです。
JINの場合は、先ほど紹介した通りクラシックエディターでしか使えないボックスが存在するので、それが使えない現エディターは使い辛いです。
クラシックエディターに慣れない人は、現エディターの「クラシック」タブからでもボックスを引っ張ってこれるので、焦らないでくださいね!
ブログカードが崩れる
Cocoonで使っていた「合わせて読みたい」という表記のブログカードが消えます。
CocoonではURLを直接打ち込むとブログカードが表記されるのですが、JINでは打ち込むと表示される場合もあれば表記が崩れる場合もあります。
私はそこまで使用しないのでいいのですが、どうしても現エディターを使って再現したい場合は「クラシック」タブのショートコードから設定できます。
こんな感じです。
アナリティクス重複カウントがある
GoogleアナリティクスのPV数がほぼ二倍になっていて、直帰率が70%台から5%台に急激に落ち、結果アナリティクスの二重計測問題が発生していました。
元々CocoonではAll in One SEO Packのプラグインでアナリティクスのタグを埋めていたのですが、JINには「HTMLタグ設定」にアナリティクスのタグを埋めることが推奨になっています。
つまり、プラグインからタグを外さずにHTMLタグ設定箇所にタグ設置をすると、PV数が二重で計測され、PV数がほぼ2倍になるという事です。
以下の異常値が発生している場合、Googleアナリティクスのタグ設定を見直す必要がある!
・アナリティクスとアドセンスのPV数開きが2倍
・アナリティクスの直帰率が急激に低下(5-10%程度)
→HTMLタグ設定箇所にGoogleアナリティクスのタグを埋めたら、必ずAll in One SEO Packに設定しているタグを外そう!
タイトルやディスクリプションが消える
JINにはタイトルやメタディスクリプション、キーワードを設定する項目があるのですが、All in One SEO Packで設定した項目がそのまま反映されません。
ただ、All in One SEO Packで設定した項目は生き残っているので、それをそのままコピーすれば問題ありません。
コピペの作業が発生するのだけが面倒。。
また、All in One SEO Packで設定したキーワードが飛んでしまっているので、その記事をどのキーワードで設定していたかを思い出しながら再設定する必要があります。ブログのクリック率とは?知っておかないと損をするCTRの秘密
タイトルやディスクリプションが及ぼすクリック率の影響は、以下の記事でまとめています。
>>ブログのクリック率とは?知っておかないと損をするCTRの秘密
PV数が微減した
テーマ変更してから2週間程度は、全体的なPV数が3割程度減りました。
PV数が減った要因に関しては、おそらく吹き出しやボックスなどの装飾関連が一斉に崩れた事と、内部リンクが一部正常に反応しなかったことが要因かと想定しています。
現にリライトして正しい記事に修正していくとPV数が元に戻っていきました。
テーマ変更をすると記事が総崩れするので、全体的なPV数低下、直帰率や離脱率の低下を招きます。
記事を全て一瞬で直すことができれば問題ないですが、1記事修正するのに10分〜30分はかかるので、記事数が多いとそれだけで地獄を見ます。
CocoonからJINへの移行 メリット
デメリットばかり書きましたが、メリットももちろんあります。
このメリットがデメリットを超えるかという観点がテーマ変更のポイントになると思いますが、私は移行当初デメリットの方が強かった印象があります。
最初のうちはものすごく後悔しましたが、今では変更して良かったと思えるほど素晴らしいテーマである事は間違いありません。
ただ、私は運営している2サイトのデザインをきっちり綺麗に変えて、PV数を伸ばすという強い意識があったので、最後までやり切る決意をしました。
結果、変更して良かったとも思います。
では、具体的なメリットは何か、解説していきます。
CocoonからJINへ移行のメリット
・サイト全体が綺麗になる
・サイトデザインが細かく調整できる
・サイトスピードが改善する
・リライトして記事が綺麗になる
・使用している人が多い
・ピックアップコンテンツが優秀
サイト全体が綺麗になる
JINはCocoonと比較してもサイトデザインがしやすく、簡単にいじるだけで綺麗に装飾ができます。
外観のカスタマイズという項目からいじれるのですが、自分好みのスタイルに変更できるのでサイトデザインが綺麗になります。
・サイトのカラーデザイン
・ヘッダーやフッダーの色やレイアウト
・ボックスの色や文言変更
・サイト全体の構成変更
※これ以外にもたくさんありますが、
まだマスターしていないので
簡単に紹介しました。
テーマ変更の前後比較のキャプチャをTwitterに投稿したところ、多くのブロガーさんから綺麗になったという評価を頂けたのが嬉しかったです。
JINで新エディターを使っていじれる装飾一覧まとめはこちら!
>>【一発でわかる】JINの新エディターで使える装飾一覧まとめ【誰でも簡単】
サイトデザインが細かく調整できる
JINではサイトのデザインがより詳細に簡単にできるので、サイトデザイン全体を細かく調整できるのが良いです。
私はビーチリゾートブログを運営しているのとブルー系統の色合いが好きなので、サイトデザインは全体的にブルー系で統一しています。
ボックスやヘッダー、フッターなどのデザインをブルー系で細かく統一できる点では、JINを選んで正解でした。
では、変更の前後比較を見てみましょう。
まずは変更前、Cocoonバージョン。
続いて変更後、JINバージョン。
特にサイトTOPの見え方はかなり意識していて、JINのピックアップコンテンツというのを使って主力4カテゴリーの装飾をしています。
ボタンの色やカテゴリーの色もブルー系にしています。
好きな色やデザインに近付けることが容易で簡単なのがJINのいいところ!
サイトスピードが改善する
CocoonからJINにテーマ変更した事でサイトの速度が大幅に改善しました。
今まで劇遅だったのですが、かなり改善していました。
【テーマ変更前後比較】
Cocoon:平均45ぐらい
JIN :平均85ぐらい
※スマホの場合
細かい要因は分析しきれていないのですが、サイト全体がすっきり軽くなった印象です。
それに伴ってやや検索流入が増えた印象があります。
サイトスピードが及ぼすSEO効果はかなり重要なので、サクッと早いスピードが実現できるブログはSEO的にも強くて良いです。
リライトして記事が綺麗になる
テーマ変更をするとリライト必須になるのですが、過去の記事も含めて吹き出しやボックスを直していくのと同時に記事の文章自体をリライトしていく作業のメリットが大きいです。
特にJINはCocoonと比較して綺麗な装飾が多いので、装飾を使ってリライトした後の文章を見るとすっきり綺麗になっている事が目に見えてわかりました。
リライトついでに他の記事への内部リンクを入れて上げると、サイト回遊率が改善するので良い!
私は、過去の記事に遡れば遡るほど表現がおかしかったり、現行の記事の書き方から逸脱しているケースが多いと感じたため、この機会に文章自体も直していくという方法を取りました。
直近数日書いた記事は結構綺麗に書けていたけど、書き始めた時の数記事は人に見せたくないぐらいひどかったのを覚えています。
装飾を直していくのもめちゃくちゃ大変なのですが、自身が書いた過去記事を見直すことができる良い機会ではないでしょうか。
使用している人が多い
JINを使っているブロガーが多いのも嬉しいポイントです。
有料テーマの中でも三本の指に入るほど使っているユーザーが多く、人のブログを見ていて「あ、これJINを使ってる!」って気がつく機会が多いです。
・サイトデザインの参考になる
・設定周りを教えてもらえる
・JINユーザー同士で仲間が増える
JINを使っているユーザーが多い事もあり、サイト設計周りでわからない事があれば直接聞いて相談に乗ってもらうという事もできます。
現に私がサイトトップをサイト型に修正する際に色々なブロガー仲間に相談しました。
私の経験則だと、10人に2.3人ぐらいはJINユーザーです!(たぶん)
ピックアップコンテンツが優秀
JINには、デフォルトで「ピックアップコンテンツ」という機能があるのですが、これがとにかく優秀でサイトTOPのインパクトが大きく変わります。
ピックアップコンテンツとはこんな感じです。
※赤枠箇所がピックアップコンテンツとして設定できる項目です。
ブログにあるカテゴリーへのリンクを飛ばすために機能がピックアップコンテンツです。
このブロックを画像だけにしたり、画像だけの表示にテキストを入れたりできるので、サイトトップを綺麗に装飾する事が可能です。
CocoonからJINに変更した際にこの機能がある事を知りすぐ設定した結果、カテゴリーページへの流入がアップしました。
テーマ移行まとめ
如何でしたか?
CocoonからJINにテーマ変更した際のメリット、デメリットをまとめてみました。
結論、私はかなり記事数を書いていたのでそれだけ辛かったのですが、JINに変更して良かったと思っています。
私の場合はデメリットの弊害がかなりきつかったので、10記事付近で諦めようか迷いました。
でもそこからやりやすい方法でリライトしていったり、JINに慣れていったりして独学で学んでいったので、結果サイトが綺麗になってPV数も上がりました。
有料テーマへの切り替えを検討している人は、是非参考にしてみてくださいね!
ではまた!
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